「空花」@長谷(☆☆)
http://sorahana.top
長谷駅近くに女性が大将を務めるこぢんまりした美味しい和食店ができていました。
近くにある「波と風」も素晴らしいし、ミシュラン掲載の「坂ノ下 田茂戸」も近い。鮨の「以ず美」もある。長谷の和食はますます充実です。
住所:鎌倉市長谷3-8-17
電話:0467-38-7979
定休:木曜夜
営業:11時半~16時/17時半~22時
「0467Hase Kamicho」がここに変わっていました。白い四角くモダンな店構えはほぼ変わらず居抜きに近いのではないかな。ということで、その記録をまんま写しておく。
鎌倉の古民家を再生させた構造の店。かなり大胆にいじっています。瓦屋根の古い家を白い塗り壁で覆った外観は現代的でお洒落で、壁はすべてガラスの引き戸とし、床は黒。厨房は大谷石の壁で外観とつながる形に作られています。そこから連なるカウンター席もあります。
天井に目を移せば木造の民家の天井に柱ですが、照明はダウンライトに代えられています。
17年4月12日昼の来訪。
家内とのウォーキングデートの日。
「ダンデライオンチョコレート」の後に若宮大路の桜を見て、そのまま鎌倉女学院の前を通り抜け、海まで出る。
海岸線を長谷方面へと歩き、紫陽花の全然ない成就院をぬけて、極楽寺へ。
引き返して長谷まで戻ってきました。
昼食はこちら。前日予約をしておきましたが、予約なしでは入れないほどに人気だったようです。
ねっとり感のある赤ぶどうジュース。最近多いですね。
スイス村ワイナリーサンフジりんごジュース 500円
甘くて美味しい。
空 3300円
ランチは3種類のコース。そのうち一番高いものは要予約なので、これが真ん中だけど、当日では高い方のコース。
季節の八寸・五品
五品がそれぞれの器に盛られて出てきます。
右上のガラスのコップには、ふきとうるいとつぶがいとタコのジュレがけ。タコは炙ってあり、香ばしく美味しい。
左上の四角い器には空豆そらまめしんじょう。トロミの餡。香りが強く、臭みになっているかな。柚子の香り。
たけのこ木の芽味噌和えがちょうど良い。揚げてある黄色い麩。
ブリ。赤皮の玉ねぎ。たまり醤油のようなとろみのある醤油で。
大きな牡蠣とふきのとうの天ぷら。
きちんと美味しい!とても嬉しい。
本日の肉または魚料理
どちらかの選択です。
宮地豚と鎌倉野菜の鍋仕立て
鍋用の土鍋に。薄切りの宮地豚肉がたっぷり。上には緑のほうれん草などの野菜。
煮込んだ甘辛いタレが最高。単体では結構甘過ぎなくらいですが、肉と合わせると素晴らしいバランス。
鰆の味噌柚庵
家内はこれ。焼いた旬のさわらに優しい塩梅の味噌柚庵をかけ、刻んだ海苔をかけていました。
土鍋白ごはん 漬け物 味噌汁
黒い土鍋で炊かれてきたのは山形のどまんなか。米粒美しく実に美味しい。ぼくにしては珍しくお代わりをしました。
香の物は自家製の山芋の辛子漬け、刻んだ大根の葉っぱの浅漬、昆布の佃煮です。
味噌汁はお麩にワカメ。良い塩梅で安心の美味しさでした。
デザート盛り合わせ +500円
一皿に盛り合わせです。
さっぱりした甘酒の最中アイスは最中の皮がサクサクで美味。
いちご大福は塩漬けの桜の葉に求肥、甘いあんこに酸味のあるいちごと桜の葉の塩気がマッチ。これも美味しい。
それに八朔か何かの柑橘のゼリー寄せです。
最後にほうじ茶をいただく。