「鉄板焼 福むろ」@関内(☆☆彡)
https://fukumuro.jp/
19時にスウィージーさんの会。藤沢の会員制鉄板焼きの店「えん」にいた福室新吾さんのお店で、4月20日オープンなのです。
住所:横浜市中区 5-72-1 GM横浜馬車道ビル2階
電話:045-263-8294
定休:不定休
営業:18時〜23時
「プリモ」や「地葉」のはいるビルの2階。他のお店で良い人を独立させている店が3軒も入っているとは、ビルのオーナーもかなりのグルメでやり手です。
2階に上がると、ガラスのハマった黒い扉だけ。
中に入るとダークグレイの通路に白木の扉。その壁に店名の看板が入っていました。
ガラガラと開ける木の扉は現在の技術の使われたもの。中は白木のカウンターで、ダークグレイの壁に特別な陶器の板の飾り。
白木のカウンター中心ですが、奥には個室もあります。1度には最大3組しか取られないようです。
ロイヤルブルーティー 1200円
飲み物はまずこれ。ロイヤルブルーティーの烏龍茶です。
微発泡山﨑の水 900円
瓶もお洒落ですが、とにかく水の味が良い。
ディナー お任せコース 12000円
料理はお任せ。
旬菜
和食器の上に氷を盛り、緑を添え、ガラスの器に前菜。
青ゆずをふりかけた臭みなく甘い北海道のバフンウニ、上質な旨みが嬉しい和牛のコンソメジュレ。そこに夏野菜でヤングコーン、小ぶりなオクラ、茄子、枝豆。どれも素材感よく美味しい。夏野菜も適切な食感。食材そのものの美味しさをきちんと味わえるのが好印象です。
木の板を皿にして海苔巻き的な一品。
海苔の上には鉄板で焼いたご飯。平たくして焼くというほどではなく火を入れて、醤油を垂らして、海苔にのせる。その上に味付けをしてある牛のタルタルをこんもりと。これがまさにとろけるような美味。千切りの大葉と静岡の本わさびを添えています。
少し頂いて、最後には海苔巻きでパクっといただく。至福です。
季節のお料理二品
一品目は淡路マナガツオの幽庵漬けを蒸し焼いたもの。
下にはこれまた鉄板で火を入れたコリコリの新蓮根とハリのあるスナップエンドウ。
上には香りづけの木の芽。とろみのあるソースはなんだろうね〜。これまた美味い。
二品目は琵琶湖の鮎。ソテーしたものだと思います。上には香り野菜のソース、キュウリ、ミョウガ、長芋の刻んだもの、爽やかに美味しい。それにキャビア。さらにさまざまな葉物に、飾り的なトウモロコシの芽。
椀物
鉄板で土鍋のような皿を温めて。
澄んだ出したとても美味しい。鰹節と昆布ですが、良い昆布を多めに使っているのだそう。
具はなめらかな口当たりで美味しい淡路の鱧、刻んだ九条ネギ、そしてプルンとした秋田の蓴菜です。ここにも青柚子の皮をふりかけています。
この日は鹿児島の黒樺牛のシャトーブリアン。最高品質の黒毛和牛。
いただくのは繊細だが粒が大きいフランスの塩と西伊豆の山葵。
それに愛媛の丸大豆の醤油とポン酢い鬼おろし。
鉄板焼らしい充実の美味さです。もう鉄板焼を食べたいと気に迷うことはなくなりました。
香の物はたくあん、小メロン(かな?)、蕪。どれも美味しいものです。
土鍋で炊いたじゃこと白ごま入の生姜ご飯。鉄板で仕上げています。
実山椒も入っていて辛味がアクセントになっており美味しいです。
さらにもう一皿。牛すじのカレーライス。スパイスがしっかり効いていて美味しい。加えられているカツオを効かせた土佐酢のジュレの酸味と旨味が良い感じでした。
デザートはマンゴー。それにホオヅキ。
下にはアーモンドのブランマンジェ。
上にはマンゴーのアイス。
ガラスのお皿も冷やされていて気持ち良い締め。