「鮨 さいとう」
を再々訪しました。
「鮨 さいとう」@六本木1丁目(☆☆☆)
http://www.arkhills.com/shop/3160.html
ミシュラン三ツ星の店「鮨さいとう」が赤坂から六本木に移転。
赤坂時代 はちょうどタイミング悪く、大将も憶えていない写真撮影不可の時期に当たって総評低かったのですが、改めて訪れるとその素晴らしさに目から鱗が落ちました。
高い美意識を味へとつなぐその実力、若さ溢れる軽快なトークで、「あら輝」とは違う素晴らしい美食劇場です。
住所:港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー 1F
電話:03-3589-4412
定休:日祝日
営業:12時~14時/17時~23時
14年10月20日夜の来訪。
5ヶ月待ちでようやくこちら。
たけひこくん、しずりんと3人で20時半から。この日は他にお二人。左の二席はドタキャンで空席でした。

生いくらから。
プチプチとした皮。すっきりした酒と醤油のタレに漬け込んでいるのかな。削りかけた柚子の香りも良く美味しい。

見事に皮まで形を保っていながら表面柔らかく中はしっかりしているタコの桜煮と鮑の酒蒸し。ねっとりとした食感の山葵や塩でいただく。

毛蟹にそのカニ味噌を混ぜ込み三杯酢で和えたもの。濃厚な蟹の旨味が美味しい。
ノドグロの炭火焼。皮際の脂も甘みを感じてしっかり美味しい。
丸くしたおろし大根にさっぱりしたお新香付き。

レアな口あたりのアンキモ。まだこの時期は小さいので、これからさらに大きくなるそうです。醤油ダレは結構甘めのもの。柚子の皮を削ってかけています。

皮に塩してそちら面だけを焼いた穴子。白い身はみずみずしくブリッとした歯ごたえでメチャクチャ美味い。
唐辛子入りの醤油か塩でいただきますが、やはり塩の方が穴子の甘みがよくわかって美味しい。
添えられているのはキュウリに白胡麻です。
ここから握り。

まずは鯛。包丁で切っているときからブリブリしたその身の弾力を目にしていますが、少し厚めに切られたそれは歯ごたえよく実に美味い!! 酢飯も主張はしっかりしているが、ネタとのバランスよくいただける。

ブリ。脂がのっていて、ブリは本当に美味しいと感動する。

コハダ。

まぐろ赤身のヅケ。つかっている醤油ダレと昆布の旨味が良く感じられます。

マグロの霜降り。脂がたっぷり乗っていて甘みが強い。
そして大トロ。柔らかくとろけます。今日は大間の170kgもののマグロだそうです。

スミイカ。シンイカから大人になるところダとのこと。塩に酢橘です。

イワシ。イワシがこれほど美味しいとは!

車海老。海老味噌もついているのでたっぷりと海老の良さを感じられる。

鯵。浅葱のペーストのせです。このあたりはもう定番ですね。

北海道の生雲丹。握りのような感じでお皿に出てきます。

煮穴子はまず塩で。

次にツメで甘いものを。

味噌汁はいつもの具のないもので、表面には刻んだあさつきがたっぷり。やや塩分濃いめが好みにハマり、濃い出汁の味が美味すぎます。

締めは干瓢の細巻き。白胡麻に甘めの干瓢。

そしていつもの玉子焼きです。
次回は2月にしずりんと一緒に。もう一人誰か誘わないと。

太巻きをお土産にして25000円代。