三ツ星と三ツ星以上である三ツ星半のリストです。
【 ☆ ☆ ☆ 彡 】
恵比寿「ジョエル ロブション」
まさに至高の中の至高。
時間がたっていることもわからなくなる美食の竜宮城です。
ベルギー「De Karmeliet」
中世の街並みをそっくり残したベルギーのブルージュにある最高のお店。
リヨンの名シェフアラン・シャペルの愛弟子ヴァン・ヘックがオーナー・シェフを務めるミシュランの三ツ星店です。
京都「草喰なかひがし」
このお店を知ったのはもういつの頃やら。「美山荘」
に泊ったとき以前からでしょうから7年前以上でしょうか。念願のこちらにこれたのは本当に幸せ。
野菜にこだわり、草にこだわる。シェフは「美山荘」
の次男と聞く中東久雄氏。そういえば「千ひろ」
も次男さんでしたっけ。長男よりも次男の方がより自由に活躍の場を得られるのかも…と思うと自分の立場がないか(笑)
筋の通った独特の和食は素晴らしいの一言。どんな高級和食よりも心に響きます。
日本屈指のパティシエ鎧塚俊彦氏の新たなるステージは情報発信都市六本木の東京ミッドタウン に。
ライブ感を重視したサロンでいただける極上のスイーツには感涙。
有名になってもお客を大切にするシェフの姿勢は変わっておりません。素晴らしいの一言に尽きます。
ここは間違いなく横浜随一のリストランテ。
二人のシェフが織り成す極上の料理、ソムリエによる手頃でありながら味わったこともないようなワインの選択、居心地の良い接客と空間…良きパートナーと一緒であれば、きっと時間を忘れられる場所です。
白金「restaurant Quintessene(カンテサンス)」
ミシュラン三つ星を若くして獲得した岸田シェフの驚愕のフレンチを味わう店。
白紙のメニューの元に、日本から世界の旬の食材を使い、味、香り、食感のすべてを大切にしたコースが味わえます。
軽井沢「星のや」
軽井沢の山中深くに日本的な文化を今とは別な方向性に進化させた集落が。
水量の豊富な谷間に作られた緑美しい星野温泉にある最高のリゾート。
アップダウンは激しい。エレベータなどない。遊びに行くにも駐車場は遠い。
そのちょっと不便なところがまた気持ちよく、静かで豊かな時間がここには流れる。
最高を超えた宿です。
バリ「mozaic」
バリ島は芸術の街ウブドにある極上のフレンチレストラン。
緑美しいガーデンダイニングはとても美しく、出される料理はインドネシアとフュージョンしたモダンフレンチで素晴らしく、そして人々はみな優しい。
日本では実現し得ないそのコストパフォーマンスも含めて、東南アジア一と呼ぶにふさわしいグランメゾンです。
【 ☆ ☆ ☆ 】
「エピセ」 の後藤力也シェフが自分の名を冠して出された極上のお店。
四川のヌーベルシノワとしてアイディアだけではなく地力ある味のベースが素晴らしい。
パーティションを駆使して個室を多く配したダイニングも素敵な空間。
東京にあって横浜にはなかったハイレベルヌーベルシノワができたのは横浜市民としてもうれしく思います。
ぼくらが大好きな横浜が誇るべきパティスリー。
「霧笛楼」 の洋菓子店で、「カフェ・ネクストドア」 ともつながっており、そちらで食べて帰ることもできます。
東京のトップの洋菓子店にも匹敵する味わいは横浜の他の店の追随を許さず、誕生日ケーキはここと決まってしまっているくらいです。ここの赤レンガもお土産に持っていく定番です。
由比ケ浜「フランス料理ete(エテ)」
「OGINO」@池尻大橋のスーシェフだった藤森シェフが独立したお店。
オープンキッチンで一人大車輪のように作り続けるシェフを見ながら激うまの料理に舌鼓。
それでありながらお客一人一人を大切にする姿勢もしっかり感じる素晴らしき一軒がまたできて最高です。
葉山に昔からある老舗「日影茶屋」
のフレンチレストラン。
デートで使ったことのある方も多いのではないでしょうか?
葉山の海風を受ける建物の穏やかなたたずまい、陽光まぶしいマリーナの光景、もてなしを実現する給仕の面々、最高の料理と素晴らしい時間を過ごせます。
関内「Espresso Bar vis viva」 ( 川崎に移転する前の記録です)
馬車道の素晴らしきエスプレッソのバール。
10年前の新婚旅行の想い出を家内とともに思い出させてくれ、その甘い時代に思いを馳せつつ静かな時間を過ごせました。
すべてにおいてこだわりを感じる店の作り、濃縮コーヒーダレと呼びたくなる極上のエスプレッソ、ミルクの甘さが心地よいカプチーノ、すべてがドストライクでした。川崎に「ビスビバ エクスプレス」 (☆☆彡)となって移転しています。
海老名「中村やエッセンス」
ラーメン界の天才児といえば中村栄利氏。
脂乗り切る2004年末に新しいラーメンの可能性を模索して海老名に麺のコース料理を提供するレストランを作られた。
とにかく、このお店にはサプライズがある。
大人だったら考えても実行しない「驚かせてやろう」という子供のような遊び心をすべて実行してくれているレストランです。「エル・ブジ」のテイストを盛り込み、イタリアンやフレンチと融合を果たした味わったことのないアイディア料理が味わえる。
現在は本店が閉店してこちらに移転しているため休止中です。
南青山「フランス料理 ランベリー」 (現在は移転しています)
「オストラル」の元シェフ岸本直人氏が新たに歩みはじめた南青山のレストラン。
人を美しくすると言う意味の店名に、素材のテロワールを最大限に活かす料理。
驚愕の料理に最高のスタッフをもってさらなる飛躍を遂げるであろう素晴らしいレストランです。
南青山「イル・テアトリーノ・ダ・サローネ」
「サローネドゥエミッレセッテ」
の樋口シェフが平シェフと西島君を連れて青山に凱旋を果たしました。
シチリアのエッセンスで素材の味と香りを昇華させた樋口流伝統芸能に、嫋やかな西島君のカウンターでの接客、派手な平シェフの個室での接客、サローネグループで初めてのパティシエの採用が折り重ねられます。
階段を降りたときから始まるアバンギャルドさ、カウンターの光の美しさは平シェフのセンス、素晴らしき皿の数々は樋口シェフのセンス。二人のシェフによる新しいサローネはまた新しい始まりの時を見せています。南青山「フロリレージュ」
「カンテサンス」でスーシェフを務めた川手寛康シェフが独立し構えた南青山住宅地内の隠れ家レストラン。
新しい食の提供なのに懐かしい記憶に残る味わい。
マネージャーにソムリエの近藤都志幸氏がつき、その接客も隙なく素晴らしい
ソフトドリンクまで充実しているところは「カンテサンス」以上の名店です。
世界最高の料理人の一人アラン・デュカスがブランドのシャネルと銀座でコラボレート。
銀座でもひときわ目立つシャネルビルのグランドメゾンは納得の素晴らしさです。
「ザ・ペニンシュラ」と言えばマンゴープリン。
横浜そごうにもある出店のマンゴープリンは…あまり好みではなかったのですが、本店であるこちらはまさに別もの!! 驚愕の美味さに思わず☆☆☆。
もちろん、その他のメニューもそこらのイタリアンの店が裸足で逃げ出すほどのスパゲティをはじめ、とても美味しい。宿泊の際には外せないお店…いえ、このマンゴープリンを食べに泊りに来ても良いお店です!!
銀座「レストラン ロオジェ」 (休業中)
もし美食の殿堂というものがあるのだとしたら、銀座にあるこの店が選ばれるのは誰しもが納得するのではないでしょうか。
資生堂が経営する日本で最高のグラン・メゾン。
1982年当時最年少でMOF(フランス国家最優秀料理人賞)を獲得したジャック・ボリー氏がシェフを務めたことで名を馳せ、現在はブルーノ・メナール氏に継承。
店の内装にいたるまですべてをまかされて実現した夢のようなフレンチレストランです。
驚愕のモンブランを出すパリの老舗。そのモンブランは唯一無二の素晴らしいもの。
東京の支店でプランタン銀座
の顔がこちら。ご存知の方も多いのではないでしょうか?
1階の販売スペースではテイクアウト、2階のカフェでは食事をあわせていただくことが可能。その際にもモンブランをいただくことは必須でしょう!
銀座「あら輝」
夜は2ステージ…そう言いたくなるような極上の寿司屋。
そのつまみも握りもホロリと心から汚れが落ちるような美味しさ。
高級寿司屋らしからぬ大将とお客の掛け合いは常連のみならず一見まで楽しくしてくれます。
上野毛から銀座へと移転を果たしさらなる飛躍が予想されましたが、12年1月で閉店し、大将はロンドンに行かれるそうです。
日本橋「サン・パウ」
スペインカタルーニャ地方のサン・ポル・デ・マルにあるミシュラン二つ星のレストランの初の海外進出店。
女性シェフであるカルメ・ルスカイエーダ氏の創造性豊かで繊細な料理が本店同様のスタイルで味わえる。
そこには美しい驚愕の料理の数々が並んでいます。
パリでミシュランの一つ星を勝ち取った初めての日本人シェフ平松宏之氏。
その日本における本店は広尾の一等地、画廊を併設したセレブな建物に。
料理、サービス、雰囲気、どれをとっても一流のグランメゾンであることを感じさせてくれる極上のレストランでありながら子供連れも個室で認めてくれる度量の広さが好きです。
驚きの料理に確実な味を伴った素晴らしき最先端フレンチ。
サービス、コスパなど文句のつけどころなし。
六本木「ラトリエドゥ・ジョエルロブション」
ジョエル・ロブションが提案する新しいスタイルのフレンチレストラン。
六本木ヒルズにあり、シャトーレストランとはまったく趣が異なるそのスタイルはゴージャスでありながら入りやすい。
このレストランのテーマはコンビビテリア(懇親性)。堅苦しく重いフレンチを脱却し、まったく別の方面に突出しすぎた感がありますか(笑)。
六本木「グリリア・ウエタケ」 (閉店)
六本木の新名所とでも言うべきハニーズガーデン東京。
3つのダイニングを擁する妖しい魅力を秘めた大人の空間。
ここはその一つ。「カノビアーノ」の植竹隆政シェフがグリルをキーワードに新境地を開拓すべくプロデュース。こだわりのグリル窯での調理が何よりの自慢です。
自分にぴったりした洋服を作って着るように店と相談してコースを創り上げるオートクチュールレストラン。
「レストランFEU」の下村浩司シェフの独立店で、その味の素晴らしさに感動し、気さくにテーブルを訪れるシェフのスタイルに親しみを覚えます。
六本木「Restaurant Ryuzu (レストラン リューズ)」
フレンチなのに肉にもこだわり、美味しい肉の香りが漂う店内。
フレンチは前菜は良いけどメインがね…ということが往々にしてあると思っていたのですが、こちらは前菜からメイン、デザートに至るまで美味しさが上り詰めて行くような素晴らしい構成です。
西麻布「ラ・ボンバンス」 (現在は移転しています)
フランス語でご馳走の意の店名、まさに和と洋の融合をなした名店でした。
小ぢんまりした大きさ居心地のよい大人の空間でありながら子連れも可能というのが驚き。
その料理は旬の素材をアイディア溢れる調理で繰り広げられ、シェフ自らがサーブするところも素敵です。
西麻布「L'Effervescence(レフェルヴェソンス)」
日本人らしいテイストも加わった驚きと美味しさが両立する驚愕のフレンチは、また通わなければならないと思わせる素晴らしさ。
まだ若いながらもスタッフも充実し、名店へと駆け上がったのも頷けます。小学生以上OKのとことでしたので、地下の個室に家族で訪問しなくちゃ!!
南麻布「アロマフレスカ」 (現在は移転しています)
アロマと名を冠するとおりの香り高きイタリアンはやはり評判にたがわず極上の一軒。
イタリアンらしいその料理に日本人の感性を加えたそのコースは最後のビステッカに結実する組み立て。
印象に残る口直しやデザート食べ放題などもこの価格ではうれしすぎます。
麻布十番「山田チカラ」
「El Bulli(エル・ブリ)」で修行された山田チカラシェフの独立店。
確かな和食の技量の上に魔法のような調理法を重ねたそのコースは驚愕に値します。
箱を大きくせず、小さなお店で和装の若い女将の接客で進み、和室で〆るところも他にないスタイル。
賛否両論ある店だと思いますが、ぼくは好きです。夏期は朝食もあるところが素晴らしい!
恵比寿「ブラッカウズ」
現在ハンバーガーで一番美味しいのはと聞かれれば間違いなくここであると答えるグルメバーガーのお店。 ヤザワミートの黒毛和牛を使ったビーフパテに、メゾンカイザーのバンズ、それをまとめる自家製BBQソースをはじめ、すべてにこだわり尽くした極上のハンバーガーです。
汐留「ビーチェ東京」
カレッタ汐留の最上階にあるミシュラン星付きのイタリアンレストラン。
遠くは筑波山から房総半島、近くはスカイツリーや東京湾に築地を上から見ることができる景色は絶景。コスパも抜群に良い。
本当に希有なほど味、箱、接客と三拍子揃った極上の子連れOKリストランテなのです。
芝公園「クレッセント」
その昔、ナンシーさんが美味しいとお勧めしてくれたレストランで、ようやく行ってみれば勧められたのがよくわかる素晴らしさ。
クラシカルでいながら新しい。歴史ある店はこうでなければというものを体現したようなお勧めの一軒です。
門前仲町「みかわ是山居」
こだわりの自宅にある天麩羅カウンターで名人に天麩羅を揚げていただく。
素材ごとに異なる揚げ方で熟達した職人の凄みを感じますが、それを気持ちよく食べさせる雰囲気を早乙女氏と常連の方々で作る空間と時間。
一人客にも優しく、3階のギャラリーで名人相手に食後の時間を過ごすのも至福の時かもしれません。若松河田「小笠原伯爵邸」
ここはモダンスパニッシュの殿堂。まさに夢の館。
長く放置されていたという小笠原伯爵の本邸を1年半かけて全面改修し、レストランとしてよみがえらせたのは民間の力。
まず料理は素晴らしいが、その建物の造りから管理するかたがたの遊び心も、出迎えてくれる接客もきっと心に深く残ります。
「センチュリーハイアット東京」 に38年間続くミシュラン三ツ星の「トロワグロ」 が。
最高の料理に最高の接客。
ここ日本の新宿にあっても、三ツ星の輝きをまったく失うことがない名店に拍手!!
小淵沢「オット・セッテ」
07年4月1日オープンの「リゾナーレ」 のメインダイニング。
7人の賢人による厳選食材によるイタリアンはひと皿ひと皿が渾然一体となって口の中で見事なハーモニーを奏でる逸品ばかり。
東京でもトップクラスのみで味わえる料理を子供と一緒に味わえる時間は、なにものにもかえがたい至福の思い出となって残ると思います。
辺鄙な鞍馬の山をさらに北に上がった花脊の地にまごうことなき名宿があります。
静かな山と涼やかな川のせせらぎのこの地でいただくは体を心から綺麗にしてくれる摘草料理。
飾ることなく風景に溶け込んで美山荘は静かにたたずんでいます。
京都「千ひろ」
祇園の小路に入り込んだ場所に静まり返った京都らしい緩やかな空間。
「美食の王様」でも高い評価を得ている京都割烹の店です。
白木のカウンターでご主人の料理を見ながらいただく和食はまさに至福の時をもたらします。
京都「祇園おくむら」
京都祇園にあるフレンチと京料理を融合させた極上の料理をいただける店。
それも魅惑的なカウンターフレンチ。
おもてなしは京のそれ。店を出た後まで至福のときが過ごせます。
神戸「窯焼きレストラン Nuda(ヌーダ)」
スペインのバスク地方にある「エチェバリ(Asador Etxebarri)」という熾き火焼きレストラン出身の坂井剛シェフによる窯焼き料理のお店。
とにかく、素材の味を濃縮しいじらず極上に仕上げるその技は素晴らしいという言葉につきる。
スペイン料理というカテゴリーには当てはまらない希少な熾き火料理レストランです。
鳴門「古今 青柳」
ミシュラン三ツ星店の源流ともいえる鳴門にある日本料理の小山裕久氏 のお店、これがまた素晴らしい。
絶妙とはまさにこの店の塩梅につけられるべき味わいの妙。
肉がなくとも十二分な満足が得られ、東京の一流店が鳴門の鯛をはじめとした魚介にこだわるのも納得できます。
バリ「CasCades RESTAURANT(カスケードレストラン)」
セレブ御用達の超高級ヴィラ「Viceroy Bali(ヴァイスロイ・バリ)」
のメインダイニング。
プタヌ川沿いの雄大な渓谷の、その上に張り出す大きなテラス状のレストランはその景観と造りから世界一美しいレストランと呼ばれます。
ヴァイスロイの敷地内にある農園で育てられたオーガニック野菜を使うバリ人のフレンチシェフによる料理も景色や空気とともに素晴らしい。ウブドを満喫したければここには寄らねばなりません!!
フランス「LA MIRANDE / le restaurant」
結婚1年目を迎えるにあたって、フランス大周遊のツアーに参加したときに訪れた印象に残るレストラン。
法王庁が一時鎮座した古い城郭都市アヴィニオンの法王庁宮殿のまさに裏にあるホテルは、大きさゆえ四つ星にランクされていますが、その石造りの重厚さは心に不思議な落ち着きを与えてくれ、緩やかに流れる時間を演出する調度品とともにどっぷりとクラシカルなフランスの良さを味わえる場所でした。
オランダ「De Kas」
オランダの首都アムステルダムで最も予約が取れにくいレストラン。
世界を食べ歩いている日本の駐在員をうならせるのは古い温室を改造した独特の店内で作られている野菜と花の料理。
その絶妙の味付けはそうそう出会えるものではありません。また、コンセプトも非常に気に入りました。ここに来ただけでも、オランダに来た甲斐があります。
12年12月12日現在のデータです。